企業から重宝される社会保険労務士で就職・転職・独立>懲戒処分てもう少しだけ知りたいのですが失格処分偏。

業務していけるように国家資格として国が資格を与える事から、
責任が伴う仕事をする社会保険労務士、そんな責任を与えてる
訳ですから、当然国としても野放しにならないように、社会保
険労務士法という法律を作り、厳しく管理しているのですが、
具体的に懲戒内容てどう決まり、どういう内容なんでしょうか、
気になると思うので、見ていきましょう。

まずは、何をすれば失格処分又は業務停止になるかと言うと。
例）事業主と共謀して虚偽の申請行為をして、給付金を騙し取った。
この行為は、以下の社会保険労務士法に抵触します。
※故意に、真正の事実に反して申請書等の作成、事務代理又は
　紛争解決手続代理業務を行ったとき。（第２５条の２第１項）
※保険給付の不正受給、保険料の不正免除等、労働社会保険諸
　法令違反となる行為について指示を行ったり、相談に応じる等の
　行為を行ったとき。（第２５条の２第１項）
※ 申請書等の作成の基礎となった事項について虚偽の報告（付記）
　をしたとき。
　他人の作成した申請書を審査し、適法であると認めた旨の虚偽の
　報告（付記）をしたとき。
　社会保険労務士法及びこれに基づく命令や労働社会保険諸法令の
　規定に違反したとき。
　社会保険労務士たるにふさわしくない重大な非行があったとき　
　など、（第２５条の３）
この事から、事業主と共謀した社会保険労務士は、失格処分となっ
たようです。

後は、事業主からの保険料を横領した上に隠蔽工作も行った行為も
ありましたが、同じく失格処分となっているようです。